お久しぶりです、うまです。
今回は、先日行ってきたシカゴ郊外の野外映画場について書きたいと思います。
野外映画場とは
日本でもあるのかもしれませんが、車から映画が見れる野外施設(広場)です。
Drive-in theaterともいわれたりします。
私が行ってきたのはココ。

The McHenry Outdoorについて
友人からかねがね噂は聞いていたのですが、具体的な情報は聞いておらず、ふと思い立ってググってみたら、シカゴ近辺ではココしかありませんでした。
ただ、レビューが多くてWebsiteもしっかり更新されているので、少なくても変なところではないと思い行ってみました。
システムは、大体こんな感じ。
- 大人一人12ドルで入場(子供は6ドル、3歳以下は無料)
- 時期別で日が落ちる時間に合わせて、上映スタート
(私が行った7月下旬は21時スタート) - スクリーンは一つで、一日2つの映画を上映
- 上映する映画は、普通の映画館と同じ最新作で、特に万人受けしそうなもの(私の行ったときは実写版ライオンキングとトイストーリー4でした)
- 予約はなし。車を止める場所は早いもの勝ち、ただし67インチ(セダンタイプくらい)以下とそれより大きいサイズで、駐車区画が分かれている
- 入場ゲートで、自分の車のサイズに合った駐車区画を指示してくれる
(駐車するポールの色を指示される) - ★ココ重要→音声聞き取り用のラジオ持参を推奨。
場内のみに発せられるラジオ電波を、指定のチャンネルに合わせて拾う形
実際に行ってみて
私の家(シカゴダウンタウンから北西に車で40分程度)から、更に北西へ車を走らせること45分程度の位置にその施設はあります。
このあたりになるとかなり田舎で、行く途中、一面コーン畑の景色だらけでした。
※下の写真は行く途中にとった光景。アメリカンジョーク?運転していたのは老夫婦でした笑
着いてまず、車で入場ゲートをくぐります。
ここで大人一人12ドルを払って、チケットをもらい、そのまま車で中に入ります。
私は21時上映開始のところ、20時ちょっと前に着くように行きました。
すると、まだかなり良い位置取りで車を止めることができました。
上映直前になってもまだ後ろに空きがあったので、満席(満車?)になることはないようです。

最初に気づいたのは、アウトドア用の椅子やら机を車の前に出している人が多かったこと。私も椅子は持っているので、持ってくればよかったと猛省。
もちろん車の中から見る人も多かったですが、その日は25度くらいでそこそこ暑かったので、外の風に当たりながら見るのが良かったかもしれない。
あと、家族で来ている人が非常に多かった。
もちろん大人同士やカップルで来てる人もそこそこいました。
また、場内の真ん中にConcession standというポップコーンやら売ってる売店があり、そこにトイレも完備されており女性客にも安心だと思います。
Drive-in theaterという特性から、お酒はもちろん売っていません。
いよいよ上映開始、だがしかし…
21時ころ、あたりが一段と暗くなり、コマーシャルが流れはじめ、一抹の不安がよぎってきます。
音がすごく聞こえづらい…。
車を止めるところに小さなスピーカーがついているのですが、ほとんどが壊れていて使えない。
Websiteにラジオ持参かカーラジオの使用を推奨と書いてあったのですが、Concession standでラジオ貸出があるのでいいと思っていました。
しかし直前になって借りに行ったら、もう品切れ…。
最後の手段カーラジオも、上映前のアナウンスで車のライトは完全に消してといわれ、アメリカの車はデフォルトでフォグランプがつくので、その消し方がわからず、撃沈。
いよいよ周りから漏れてくる音に頼るしかなくなりました。
アメリカならではの盛り上がり
映画の開始直前、場内アナウンスで一斉にクラクションを鳴らせと言われ、ものすごい轟音に包まれます。
それからアメリカ国家が流れ、皆起立していました。
アメリカ人以外は座ってたけど。
いざライオンキングが始まると、あたりは一斉に静まり返る。
それでもあまりよく聞こえない音…何かしゃべっているのはわかるが、私のような英語弱者にはかなりキツイ状況。
映像や音楽から、会話の内容を予想しながら物語を楽しんでいくスタイルに順応していきます。
ライオンキングが終わったのは23時ころ。
そこから次の映画が始まるのだが、続けてみたい人はそのままステイ。
ステイの人もかなり多かったです。
私はそそくさと他車の合間を縫って出口へ向かい帰路につきました。
振り返って
音声が聞き取れなかった以外は、総じて最高でした。
ライオンキングと、自然の中の映画場というシチュエーションが相まって、すごくよかったです。
また今度、お昼に体力を温存して、ラジオとアウトドア用椅子を持参し、映画2本の通し視聴を敢行したいと思います。
ではまた次回の記事で。See you guys soon!
