シカゴに来てからずっと悪天候が続き、毎日お天気アプリとにらめっこ。
昼過ぎから雨がやみそうなので、寝坊してダイナーでブランチすることにしました。
目次
念願のダイナー
決してベジタリアンではないけれど、肉や魚はちょっと苦手だし、どうせ野菜食べるなら採りたてを素材の味を活かしてシンプルに食べるのが一番。
当然高級レストランには縁がない私が行きたかった食事処は「ダイナー」。
映画やドラマによく登場する、近所の人が毎日のように立ち寄る街角の食堂です。なぜって土地の人が普段利用するスーパーマーケットや食堂は、その国や地域のことがいちばん良くわかる場所ですから。
というわけで、うま君に事前リサーチしてもらったダイナーに行くことにしました。
バターフィールズ パンケーキハウス
Butterfield’s Pancake House & Restaurant
訪れたダイナーはいたって日本のファミレス風で、シカゴ郊外に4店舗を持つ広いお店です。客の大半はご近所さんたち(車だから範囲広い)のように見受けられました。
偶然うま君が、昨晩帰りのメトラ(通勤列車)で一緒だったカップルを発見。
旅行中とはいえ、生活圏内で同じ人に2回会うなんて、何だか地元民に加わったようで ちょっと嬉しかったりします。
- Butterfield’s 外観
- Butterfield’s 内観
パンケーキや卵料理、バーガーなど典型的なアメリカのブランチメニューですが、ご多分にもれずメニューに写真はなし。
なぜアメリカのレストランは写真を載せないんでしょう?
迷っていたら、うま君から「卵料理やおかず系の料理には、パンケーキがついてくるよ」と嬉しい助言。
パンケーキかパン類、卵二個がもれなくついてくることに感激した私はスキレットを、うま君はオムレツを注文しました。
日本の生協の卵ですら苦手なのに、アメリカの卵はちょっと心配。
”over hard” で両面しっかり焼いてもらいました。
- Denver omlet
- Bacon&onion skillets
- コーヒーお代わり自由
コーヒーはちょっと濃いめでしたが(煮詰まった?)、スキレットはとっても美味しかったです。
パンケーキは、たっぷりバターとメイプルシロップかけまくったので、そのものの味は不明です。
完食なんて楽勝と思っていたのに、とてもじゃないけど食べきれず、結局お持ち帰りしてしまいました。
テーブルについてくれたウェイトレスさんは、そこそこ年齢が行った方で、下手にフレンドリーすぎもせず安定のサービス。
明るく清潔感がある店内も◎。
ここもやはり朝6時から午後3時までの営業でした。
- 持ち帰り用BOX
- これにチップ20%加算
代金はチップ込みで一人約1,800円ですが、お持ち帰りしているので2食分と考えればかなりリーズナブル。
さらに私はコーヒーを3杯お代わりし、日本だったら一瓶1,000円近くするメイブルシロップを、500円分くらいかけまくったので、充分に元は取りました!(何てせこい・・・)
この手のアメリカンブレックファストメニューは癖になる味で、帰国後はバターフィールズロスに陥ってしまいました。
シカゴ発のインテリアショップ クレイト&バレル
Crate and Barrel
昨日の疲れも残っているし、お天気もイマイチだったため、遠出はあきらめて、うま君の家の近くにある競馬場に行ってみました。
中を見るだけなら無料だとばかり思い込んでいたら、どうやら入場料がかかるとのこと。
しかし!入り口にいた係の人が4時以降は入場無料になると教えてくれたので、先に気になっていたインテリアショップ、クレイト&バレルでお買い物をすることにしました。
クレイト&バレルは、まだ日本には上陸していないインテリア、ホームファニシングのお店で、1962年シカゴで創業。
親会社はあの洋服の通販で有名なOTTO(ドイツ)です。
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全体的に落ち着いた雰囲気で、ワンランク上のインテリアが揃う、女性なら誰もが憧れるお店。
と思いきや、うま君までいろいろ物色しているじゃないですか。
うま君のアパートの家具はほとんどIKEAで済ませちゃったしね。
インスタグラムもまた秀逸で、まるでインテリア雑誌!
上は私のお気に入り”森の仲間達”のクリスマスディスプレイ。
可愛すぎ!全員欲しい!
以前他の方のブログで見て、どうしても欲しかったナプキンがありまして、入ってすぐ店員さんに尋ねると「ああ、それなら」と即座に案内してくれました。
私と友人の分ナプキン2枚とたっぷりマグカップを購入。
他にもうま君家用の食器などいろいろ買ってしまいましたが、かなり自制が必要なお店であることは間違いありません。
店員さんは上品な奥様風の方が多く、とても親切丁寧な応対でした。
会計時にギフト用のものはあるか聞かれたので「ナプキンだけ」と答えると、ロゴ入りの薄紙で包んで箱に入れて、ギフトレシートまで添えてくれました。
さらに、この日はレイバーデイ(Labor Day)SALEで全品15%OFF!
なんというラッキー!気分は上々です。
時刻はもう4時過ぎ、急いで競馬場に戻りました。
- コーヒーカップ
- 単位換算ナプキン
- ギフトボックス
- ギフトレシート
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アーリントンパーク競馬場
Arlington Park Race Track
シカゴ郊外アーリントンハイツにある国際競馬場です。
格式がある競馬場らしく、武豊さんが初めて海外でレースした場所だとか。
うま君も私も競馬はまったくの素人。競馬場ですべき事もわからず、とりあえずメインスタンドに向かいます。
雲行きがだいぶ怪しかったので人もまばらで、好きなベンチを選び放題。混んでいる時の席取りは大変そうですが。
スピーカーからのアナウンスも、ちんぷんかんぷん。
ジャッキー・チェンの話ばかりしてるけど何?来てるの?(本気)
いやいや、「ジョッキー チェンジ」だったんですね。
レースの仕組みや段取りもわからないうちに撮り始めた動画ですが、競馬場の臨場感と、二人のとんちんかんな会話を併せてお楽しみください。
こんなに早く駆け抜ける馬や騎手を初めてこの目で見て、ギャンブル関係なく、馬のレースというものの魅力が少しわかった気がしました。
客数はかなり少ないのに、ゴール前の歓声には私たちまで興奮させられました。スタンドがぎっしり埋まる大レースだったら、いったいどんな雰囲気になるのでしょうか。
まだレースは続きますが、私にとんでもない悲劇が訪れます。
「お腹痛い! ダイナーで食べすぎた~!」
この後、しばらくトイレにこもりきりに。
トイレのジョッキー模様の壁紙が可愛くて癒されましたけど。
こんな悲劇さえ起こらなければ、場内を探検したり、ショップでお土産買ったり、レストランでご飯食べたりしたかったです。
競馬場グッズ欲しかった!
日本の競馬場のイメージは、競馬新聞を持ったおじさま達が耳に赤鉛筆さして、負けると馬券をその辺に投げて帰るみたいな。
ここはパークという名前の通りとても綺麗な競技場。
ファミリーでピクニックしたり、友達とレースを楽しんだり、洗練された大人の社交場になったりと、コンセプトからして全然違います。
馬券のことはわかりませんが、一般入場料(General Admission)を見てみたら、当日ゲートで購入すると事前のオンライン予約より若干高くなるようです。
週末の普通のレースだと、大人10ドル程度。
4時以降は無料なんてどこにも書いてないのですが・・・お天気悪かったからサービス?
ダービー以外の特別な日としては、花火、父の日、母の日。
ちょっと意外ですが、ニーズは親の年代にあり?
何も知らない私でも、競馬場のボックス席は憧れです。
ドレスコードもあるので、おしゃれして籐のチェアに座って、手元のTVモニター見ながらお食事!(ため息)
またチャンスがあれば、(できればボックスシートに座って)馬券を1枚くらい買ってみましょうか。
うま君、母の日よろしく。
まだまだシカゴの旅、続きます。
