目次
免税店でお買い物&スマホを設定してみる
搭乗口までの通路には、免税店やレストランがズラリ。
お金とスマホとパスポートさえ持っていれば、足りないものは全て空港で買えるんじゃないでしょうか。
とりあえずは、ANAの免税店でうま君に頼まれたタバコを購入。
ANAのお店なら、免税品の購入でもちゃんとマイルが貯まります。機内販売でもOK。
シカゴのあるイリノイ州は、「the Smoke Free Illinois Act」という禁煙活動が盛んみたいですが…。
今回、スマホの回線はソフトバンクの”アメリカ放題”を使います。
アメリカ放題に対応しているのはiPhone・iPadだけ。
アメリカスプリントのでの通話やモバイルデータ通信、メールがし放題というサービス。
通常980円が、キャンペーン中なので無料です。
日本では、契約内容によって使えるデータ通信容量が決まっていますが、アメリカでは使い放題。
通話も、アメリカ国内への通話はもとより、日本の携帯や固定電話へも通話し放題!
早速搭乗前の待ち時間を使ってスマホを設定してみました。
あらかじめ渡航前と帰国後の設定方法をプリントアウトしておき、それを見ながらチャチャっと設定。
モバイルデータ通信をオフに設定すると、契約している回線は使えなくなりますのでくれぐれもご注意を。(wi-fiは使えます)
→ソフトバンク アメリカ放題 iPhoneの設定
※キャンペーン終了時期は未定。
搭乗ゲートオープン!
出発時刻の2、30分くらい前に搭乗ゲートが開きます。
体の不自由な方や赤ちゃん連れの方、ファーストクラス、ビジネス、プレミアムエコノミー客たちが優先で入場、エコノミー客は最後に長蛇の列に並びます。
やっと自分の番が来て、パスポートと搭乗券を出す…搭乗券を…あっ、しまった!
そう、さっきモバイルデータ通信をオフにしてしまったので、メールで受信した”モバイル搭乗券”が読み込めません!今さら空港wi-fiを設定している時間はないし..
こんな時のために、チケットなどを登録まとめてできるiPhoneの「Wallet」という機能があるらしいのですが後悔先に立たず、です。
やっちまったー!とオタオタしていたら、これも”搭乗口あるある”なんでしょうか、
スタッフの方が、さっと紙の搭乗券を印刷して持って来てくれました。
めちゃくちゃカッコ悪い。
荷物のチェックイン時に、見栄張らないで素直に紙の搭乗券もらっておけばよかったです。
閉所&高所恐怖症で飛行機に乗れる?
成田-シカゴは、行き約13時間弱、帰りはさらにプラス1時間という超長旅です。
今回の最大の問題は、閉所&高所恐怖症の私のせいで飛行機が引き返すなんてことにならないかどうか。
昔は平気だったんですけどね、いろいろな映画やニュースで恐ろしいイメージが頭にインプットされ続けたこともあり、もう生涯飛行機に乗ることはないと思っていました。飛行機って、逃げ場ないじゃないですか…。
しかし、「うま君の一大事なんだから、怖がってる場合じゃない!」と、最悪の場合の覚悟を決めて乗り込んだら、機内は新幹線のような空気感。これなら何とか大丈夫そう。
次なる問題は高所恐怖症。
隣の席の方は男性で、仲良くおしゃべりするタイプじゃなさそうだし、ひたすら映画やドラマで気を紛らわせるしかないか、と。
そしてお楽しみの機内食 ♡
13時間の飛行中、食事が2回、間食にパンのサービスがあります。ソフトドリンク・水は飲み放題、ギャレーに行けばバナナやお菓子が食べ放題。
映画見ながら食べて、うとうとして、を繰り返していたら、あんなに怖かった飛行機も案外平気だったのでした。
エコノミークラス症候群は大丈夫?
ANAのシートは比較的広いはずなのに、それでも狭くて、エコノミーでのフライトはまさしく苦行。絶対昔より狭くなってますよね?
恐怖心に関しては何とか克服できましたが、フィジカル的にエコノミークラス症候群も心配です。
一応、エコノミークラス症候群をおさらい。
飛行機の狭い座席に長時間座っていた乗客が、機から降りた直後に倒れる病気。ロングフライト血栓症ともいう。足の静脈に血の塊ができ、その血栓が肺に詰まって呼吸困難や心肺停止を招く肺塞栓症(肺動脈血栓塞栓症)を起こす。
かのビル・ゲイツ氏が、飛行機でエコノミークラスに乗る理由を聞かれて、
「所要時間は同じだから」と言った話は有名です。
でもね、年取ると、所要時間だけじゃないんですよ、腰痛い、足痛い、肩こる….。
次の機会には、首枕を持ってこようと心に決めて、とりあえずの策としては、支給の枕やブランケットを首や腰周りに置き、フットレストは3段階調整できるので一番上にして、できるだけ足を上げて過ごしました。
あとは周囲に迷惑がかからない範囲で、後方のトイレに行って体を動かしたり。
蛇足ですが、斜め前の中央4列に陣取ってる人、他3席が空席だったらしく、横になって寝てるじゃないですか(怒)!人生初の嫉妬レベルMAX!
実は、わざと4席並びの中の席を指定して、他の乗客がその列の席を選びにくくするという戦術もあるらしいのですが、ちょっと私には無理なテク。
自分でネットから座席変更もできるようですが、これも私にはハードルが高いので、次からは、チェックイン時にすいている席があれば変更してもらうことにします。
オヘア空港に無事到着
日本を夕刻に出発し、オヘアに到着したのは同日14:30頃。
日本との時差は-14時間(サマータイム時)。行きは一日お得です。
iPhoneの時計は、自動的に現地時間になっていました。
狭小エコノミー席のスペースに荷物を置きまくって自分の首をしめた自業自得の旅も、ANAのやさしい客室乗務員さんの笑顔に助けられ、無事オヘア空港に到着。(このページ冒頭の写真はオヘア空港です)
私の席はエコノミークラスのさらに後方だったので、飛行機を降りるのにも時間がかかってしまい、降りたらトイレへまっしぐら!
トイレでまったりゆっくりして出てきたら、誰もいないっ?!
空港内がら~んとしていて怖い。ここ、ほんとに全米屈指の混雑空港?
迷路のような通路を一人寂しくさまよい、案内のサインを見ても良く分からず、途中で出会った人に訊ねると「私たち乗換えだからわかんない」と言われ、やっと制服を着た係員を見つけ、何とか入国審査のブースへたどりつけました。とってもクールな対応でしたが(笑)。
教訓:飛行機降りたらトイレに寄ってはいけません。ひたすら前の列に続きましょう。
2~3人しか並んでいない入国審査と税関で、何を聞かれるのかニコニコ・ワクワク・ドキドキしていたら、誰も、何も、一言も、聞いてくれませんでした。
「NEXT!」
すいてるのに、なんで~?
スマホについては、飛行機が着陸した直後「渡航後の設定」に変更。
問題なくスプリントの回線に接続でき、迎えに来てくれたうま君とも、すぐに落ち合うことができました。
めでたし、めでたし。
海外初運転!
明日が手術なので、当然、観光気分は皆無。
まずは、うま君のアパートへ荷物を置いて、屋外駐車場で車の試運転してから、近くのスーパーマーケットまで運転してみることに。
運転が超苦手な私ですが、せっかく国際免許とったんだし、裏道をゆっくり走れば大丈夫だろうとタカをくくってました。
ところが!
片側一車線で、右折だけで行ける道を案内してねとお願いしたにもかかわらず、うま君は、「あ、そこの交差している上の道路に乗って」とか無茶振り。
おい~っ!日本でも平面道路以外は無理なのに!
「お~」「きゃ~」と、まるで富士急ハイランドのジェットコースターか、みたいな経験をして、命からがらスーパーマーケットに到着。
交通ルールについては一通り予習はしたものの、甲斐なく撃沈。
うま君が運転できるようになるまでは、”Uber”を頼むことにしました。
初めてシカゴに降り立ったその時から、一人で車を運転したうま君、リスペクト!
おしゃれ過ぎなスーパーマーケット
明日からはずっと家でご飯になるので、食材をふんだんに買いだめしておかねばなりません。
ということで連れて行かれたのは、うま君御用達のMariano’sというイタリア系スーパーマーケット。
店内はやたらに広く、カテゴリー毎に専門店並みの品揃え。
ディスプレイもおしゃれ過ぎて、アートの域。
野菜売り場は、まるでウォールデコレーションのよう。
オーガニック(有機栽培)は当たり前のように置かれていますし、
ビーガン(動物関連製品は一切使わない食物)、グルテンフリー(小麦や穀物のグルテンを含まない食物)も、ずらーっと並んでいます。
店内であまりお客さんを見かけなかったので、こんなに膨大な商品、どうやって売り切るのか不思議です。
店員さん、とにかくフレンドリー。
スーパーの中を走り回って買い込み、レストランに急行。
ここからは、うま君が運転してくれるので、ゆっくり外の景色を見ることができました。海や山に接する静岡とは全く違うシカゴ郊外の風景。
アメリカの広大な平野に沈み行く夕陽は、少しせつなかったりします。
初日のDinnerは ボブチンで
うま君が予約してくれたのは、全米でも有数の売上を誇るシーフードの名店「Bob Chinn’s Crab House」。通称ボブチン。
メニューには文字と金額だけが並んでいて写真はなし。事前にyelpでメニュー研究できなかったので、何が何だかちんぷんかんぷん。
→予習しておけばよかった yelpのBob Chinn’s Crab Houseのページ
うま君が適当に頼んでくれましたが、超がつく有名店だけあって味は絶品!
ガーリックパンも、カニも、お肉も全てが完璧。
”アメリカに旨いもの無し”って思っていましたが、とんでもない、恐れ入りました。
到着してから、まだ明日の打ち合わせができなかったので、ここで初めてスケジュール、支払い方法などの注意事項を確認。そして衝撃の事実が判明したのでした。
それ聞いて一気に食欲が失せ、ボックスもらってお持ち帰り。
アメリカの病院早すぎにも程があります。
働いている皆様、いったい何時に起きるの?
「アメリカの朝の早さをナメたらダメ」
